卒業定番ソング『旅立ちの日に』が秩父の影森中で作られたって知ってた?

今回の記事は、タイトルにある通り。

卒業ソングといえば、『仰げば尊し』や『贈る言葉』、最近では『3月9日』や『道』など様々な定番ソングがあると思いますが、筆者の世代では圧倒的に『旅立ちの日に』です。

筆者は小学校でも中学でも、まさかの高校でも、卒業式で『旅立ちの日に』を歌いましたからね(笑)

そんな『旅立ちの日に』がまさか秩父の中学校で作られた曲だったとは・・・

秩父の人の中では常識みたいですけど、筆者はつい最近知りました(笑)

ちょっとあまりに驚きだったので、今回はそんな『旅立ちの日に』についての記事です。

埼玉県秩父市市立影森中学校とは

埼玉県秩父市市立影森中学校は、西武秩父から南に車で10分弱のところにある中学校です。

秩父市内に中学校は8校しかなく、その中では秩父第一中学校、第二中学校に次いで3番目に中心地から近い中学校となっています。生徒数も230名前後で上記の2校に次いで3番目で、秩父市内の中学校の中では比較的大きな中学校と言えます。

荒れた中学校だった

『旅立ちの日に』が作られた1991年当時、影森中学校は不良が多く、学校が荒れていたとのこと。

そんな中、当時校長先生だった小嶋登先生が教育目標に「歌声が響く学校」を掲げ、生徒達に合唱の機会を多く与えていったそうです。

そうした小嶋先生の努力の結果、学生達は歌うことの楽しさを知り、学校もだんだんと明るくなっていったそうです。

作詞1日、作曲15分!?

小嶋先生の努力によって徐々に学校が明るくなっていった影森中学校。

当時の音楽の先生だった坂本浩美先生は、「卒業する生徒たちのために、何か記念になる世界にひとつしかないものを残したい」と考えたそうです。

そうした坂本先生の考えで作られた『旅立ちの日に』。

詞は小嶋校長先生が1日で考えたそうです。

さらに、曲は坂本先生が15分程度で作ってしまったとのこと。

なんともコストパフォーマンスの高い曲です(笑)

その後、影森中学校から秩父市の周りの小中学校、埼玉県の小中学校へと広まっていき、今では全国で歌われるようになったそうです。

広まるスピードがすごい

筆者の記憶ですが、おそらく2000年よりも前には全国の小中学校で歌われていたはずです。

これって凄いことですよね。
10年も経たずに全国に広まったっていうことです。

それだけ、聴いた人が「これは良い!!自分達も歌ってみたい!!」と思ったということです。

当時はyoutubeなども無かったと思いますから、そういう状況でこの広がるスピードは物凄いことだと思います。

まとめ

以上、今回は秩父市市立影森中学校で作られた『旅立ちの日に』についての記事でした。

・影森中学校は秩父市内で3番目に大きい中学校

・作られた1991年当時は荒れた中学校だった

・作詞1日、作曲15分という短時間で作られた

・10年もしないで全国に広まった

個人的には、『旅立ちの日に』は今でも一番の卒業ソングだと思っています。

まさか秩父で作られたものだなんて思ってもいなかったものでしたから、それを初めて知った時には本当に驚きました。しかもそんなに昔に作られたものじゃないんですよね。

なんとなく戦争中とか、それくらい昔に作られたと思ってました(笑)

また一つ、秩父を好きになった気がします。

今でも影森中学校では歌われているんですかね?
卒業式とか潜入してみたいものです(笑)

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