西武秩父駅併設の温泉施設『祭の湯』がそこまで流行らないと思う理由

いよいよあと3日で、西武秩父駅前の新しい温泉施設『祭の湯』がオープンします。

『祭の湯』については、以前にも一度記事を書いています。

秩父の新たな温泉施設『祭の湯』とは

2017.03.06

オープンするにあたって、ようやく内部の詳細な情報も出てきました。

オープン時には稲村亜美さんが来るみたいですよ。
始球式でもするんですかね?笑

そういった情報を見ていて思ったのが、

「祭の湯ってそこまで流行らないんじゃね?」

ということです。

別にレジャー施設評論家とかそんなカッコいい肩書き語るつもり全くないですしたいした詳しくも無いのですが、筆者なりにちょっ考えたことがあったので記事にしてみます。

フードコートはメインの目的にはならない

流行らないと思った理由は2つあります。

まず1つめが、フードコートはメインの目的にはならないということです。

この祭の湯、ウリとしては主に温泉、フードコート、お土産屋さんの3つになると思います。

そのうちのフードコート。秩父はグルメの名物が多いですから、フードコートにもそのことを考えて秩父名物が数多く並んでいます。
旅行に行く時、食事ってかなり重要視しますもんね。

ただ、旅行中の食事で大切なことって、実は経験を伴うことなんです。

経験を伴う食事?はて?って感じですよね。

じゃあ想像してみてください。

いつも行列ができる人気のラーメン屋。
アウトレットのフードコートに入っている店舗でほとんど並ばずに食べるのと、実際の店舗で行列に並んで食べるの、どっちが食べた時に嬉しいですか?おそらく後者ですよね。同じものを食べても、おそらく後者の方が美味しく感じると思います。

例えば安田屋のわらじカツ丼。
あのボロボロの店舗に並んで食べるのと、フードコートで食べるの、どっちが嬉しいですか?というか、フードコートに食べに行きたいとは思わないですよね。

つまり、フードコートでの食事っていうのはメインの目的にはなり得ないということです。

アウトレットにフードコートがメインの目的で行く人は、おそらくいないはずです。
買い物がメインの目的で、ついでにフードコートに美味しいお店が入ってたら嬉しいな〜くらいの感覚だと思います。最近はSNSに食事の写真を載せる人が多いですが、フードコートで食べてる写真よりも、やっぱりお店で、行列や建物の写真も載せて、さらに料理の写真も載せたいですよね。

そんな訳で、『祭の湯』のフードコートで食べられる料理を見ているとなんとなく豪華な気がしてきますが、所詮フードコートはサブ目的でしかなく、それをメインの目的として来る人は少ないっていうことです。

駅併設の温泉に行きたい?

次に2つめの理由が駅に併設しているということです。

1つめの理由を聞くと、「祭の湯のメイン目的は温泉じゃん!」という方も多いかと思います。
しかし、果たして本当に温泉をメイン目的として『祭の湯』に来る人はいるのか。

答えはノーだと思います。

温泉をメインの目的とするなら、筆者だったらもう少し駅から離れた料金高めの旅館を選びます。駅に併設で観光客でごった返していそうな温泉はちょっと避けますね。

スーパー銭湯のような感覚でだったら利用したいですが、そうなると秩父はハッキリ言って遠い。スーパー銭湯に往復何千円もかける価値は無いと思ってしまいます。

そういう意味で、駅併設ということで便利そうに思えますが、温泉施設ということを考えると実は駅併設というのはデメリットなんじゃないかと思うわけです。

まとめ

以上、筆者は

・フードコートはメインの目的にはならない

・駅併設の温泉は敬遠される

この2つの理由から、『祭の湯』はそこまで流行らないんじゃないかと考えてます。

ただ勘違いしてほしくないのは、全く流行らないと言っているわけではないです(笑)

新しい物好きの秩父市民は間違いなく一回は利用するだろうし、観光客も駅併設で便利だし利用してみようかなという気持ちにはなると思います。

ただ、『祭の湯』を目的に秩父まで来る人ほとんどいない、つまり観光客の増加にはそこまで繋がらないんじゃないかと考えています。

まあ、こういうのって予想外に流行ったりもしますからね。
流行ることを期待しつつ、筆者も定期的に利用していこうと思います。

もし流行るとしたら、お台場の『大江戸温泉』のような感じになるんじゃないかと考えています。
温泉をメインとしつつ、それ以外の食事や出店の施設は江戸時代の雰囲気を楽しむ。

『祭の湯』は秩父の祭りをコンセプトにしているわけですから、温泉をメインとしつつ、秩父名物の食事だけでなく祭り感の出る射的やスマートボールのような遊べる出店もあったら良かったかもしれないですね。

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